新車はエコかもしれないですが・・・。
飛び込みのお客様です。
エンジンを始動してしばらくするとエアコンが効かなくなるということで、
問診して調べていくと、どうやらラジエターファンが回っていない様子。
ラジエターファンが回らないと、オーバーヒートしますが、その前にエアコンが切れて、
その後、水温異常警告灯が点灯します。走行中は走行風がラジエターに当たるので、オーバーヒートまでは行かなかったようです。
分解する前にラジエターファンモーターを注文すると、モーターだけでは部品が出ないそうで、シュラウドというモーターが取り付けられている部品も一緒になったものが来るということでした。
しかたがないなと思いつつばらしていきます。
バンパーを外して、ラジエターを外します、外すと・・・・。
えっ・・・。でかっ!
左上にあるのがラジエター本体です。
モーターが壊れただけでこの部品全部交換になります。
もしかしたらモーターと一体成型で作ってあり非分解なら仕方ないかなと思いましたが・・・。
簡単に分解出来ました(怒)
この部品はどこも悪くないのに廃棄しないといけません。
プラスチックだし、処分もしなければなりません。
こんなしょうもない抱き合わせ販売をするメーカーの意図がわかりません。
商売の基本は3方よし(仕入先・売りて・買い手)だと思うのですが、
これは当社もお客様もよしとはならない、やってはいけない典型的な売り方だと思うのです。
どこのメーカーも今、このような流れになってきているのが悲しいです。
いま、このモーターを単体で取り寄せることができないか調査中です。