こんな修理もやっています。
お客様から連絡があり、発電機が動かないので見てほしいとのこと。
持ってこられたので、セルをひねるとうんともすんともいいません。
バッテリーが上がっているみたいなので、携帯用バッテリーをつないで見ましたが発電機のエンジンが掛かりません。
聞くとどうやら長いこと動かしてなかったみたいで、いざ使おうと思ったら動かなかったらしいです。
発電機で長期間放置していると中のガソリンが腐ってしまってヘドロのようになり
キャブレターというガソリンを気化する装置が詰まってしまうことが多いのでそのキャブレターを分解すると
案の定変色していました、ただガソリンがあまり入ってなかったのか、詰まりはありませんでした、
なにかここまでもガソリンが来ていない様子。その上流を調べると燃料コックがありそこにガソリンが
本来入ってなければならないのですが、入っていません。
分解してみるとえげつない光景が・・・。
中央にあるコックの先端のオレンジ色の物質は古いガソリンが変質したもので、コテコテに詰まっています。
これではガソリンは通りませんね。
コックの洗浄とキャブレターのオーバーホールでエンジンがかかるようになりあがっていたバッテリーも
新品に交換して修理完了。
お客様がお急ぎでしたので、すぐに治ってよかったです。