ワゴンR水温警告灯点灯
お客様からメーターのランプが点灯したとのお電話があり、ご来店。
クルマをみてみるとメーターの水温警告灯が点灯しています。
オーバーヒート?とエンジンルームを点検しますがオーバーヒートの兆候はありません。
ダイアグノーシス(自己診断装置)をチェックすると・・・、
ECUは水温を130度と判断しています。なので、水温の異常を警告灯で知らせています。
でも実際は130度もあれば確実にオーバーヒートしていますので、どうやら水温センサーが悪さをしているみたいです。
水温センサーの抵抗値を測定し、異常な値を確認しましたので交換します。
ただ、最近の車は部品が単体で供給されずアッセンブリーで供給されることがほんとに多いです。
このワゴンRの水温センサーもサーモスタットとそのケースと一体で供給されます。
確かにこのケース樹脂ですので、経年劣化で脆くなるし、サーモスタットも予防整備として交換するのはわかりますが、それにしても何かメーカーの意図を感じずに入られません。
交換後、温度が正常に表示されるのを確認してお客様にお引き渡ししました。
ありがとうございました。